犯罪傾向
オフィスや店舗事務所では夜間や休日には無人状態となる場合が多く、また平日の出入りも特に不審に思われることが少ない為、窃盗犯にとっては絶好の標的になりやすい環境です。
実際、侵入窃盗の発生場所別件数の中でも、一戸建て（37.7%）、マンション（19.6%）に次いで3番目（14.1%）に多いのです。
窃盗犯の侵入口は、窓と出入口からがほとんどです。
侵入手段としてはガラス破りが最も多いですが、窓やドアのカギのかけ忘れなどの無施錠による被害が20%近く占めていることにも十分注目しなければなりません。
人目や音を気にせず犯行が可能なことから、大胆かつ大掛かりな手口による窃盗が容易となり、金庫ごと盗んだり、パソコンなどのＯＡ機器をすべて盗むという被害が増えています。
顧客や個人の情報の他、営業・経理データなど企業にとって極めて重要なデータの盗難は、今後の事業運営に大きな影響を及ぼすだけでなく、信用失墜や賠償問題という企業存続に関わる取り返しのつかない事態につながる可能性がありますので、オフィス・事務所のセキュリティは非常に重要です。
また、最近では火災事故も多発していますので、防火についても合わせて万全な対策をされることをおすすめ致します。
防犯対策
狙われやすい夜間や休日の防犯対策として、赤外線ビームセンサにより敷地内への侵入を瞬時に検知し威嚇する外周警戒システムに加え、窓などからの侵入を検知したり、周辺温度と侵入者の体温差により異常を検知する各種センサ、さらに侵入者を鮮明にとらえ映像を記録する防犯カメラ（監視カメラ）などを設置し、二重、三重にガードすることが非常に重要です。
さらに、オフィスでの防犯カメラは社員の勤怠管理などにも活用できマネジメントの強化にも有効です。
営業時間内においても、従業員の他、取引先や納入業者などの不特定多数の人の出入りが頻繁にあるため、建物の出入口や重要区域・部屋などの出入りや在籍を管理・記録する出入管理システムによる対策が必要です。テナントビルにオフィスがある場合も出入管理システムにより厳重に管理するこができます。
また、耐火機能と高度なセキュリティ機能を兼ね備えたセキュリティ金庫も重要な役割を果たしますのでおすすめ致します。
防火対策については、一般の火災警報器の機能や効果を疑問視される声もありますので、当社では、お客様のご要望やご事情に応じて防火対策をより強力にするため、防火システムと防犯システムとを連動させた総合システム設計をしていますので、きっとご安心いただけると思います。
被害に遭われてからでは手遅れですので、一日でも早くしっかりした防犯対策を講じられることが重要です。
防犯対策上の重要なポイントを踏まえて、最も防犯効果の高いオフィス・事務所のセキュリティシステム例をご紹介いたします。
これらのシステムは、施設の規模や間取り
、警戒目的、周辺環境、ライフスタイルなど、お客様のご事情やご予算によって、さまざまな組合せができる完全オーダーメイドシステムです。お客様に最適なセキュリティ・プランをご提案致しますので、お気軽にご相談ください。
